付録B.ATコマンド一覧


 ポートにつないだパソコンからATコマンドを入力して、のTA機能に通信指示を出したり、設定をすることができます。ここでは、コマンドでできるすべての指示や設定を説明します。
 
《メモ》

コマンド名 働き パラメータ:内容
ATA 

手動で着信する

    なし
ATDn

電話をかける/発信する

電話番号
ATEn

入力したコマンドを表示(エコーバック)「する/しない」を設定する

 n=0:
パソコン画面に表示しません
★n=1:
パソコン画面に表示します
ATH 

回線を切る

    なし
ATIn

製品タイプ、バージョンを表示する

★n=0:
装置タイプを表示します
 n=1:
装置バージョンを表示します
AT0 

エスケープモードから通信状態へ戻す 

なし
ATQn 

リザルトコードを表示「する/しない」を設定する

★n=0:
リザルトコードを表示します
 n=1:
リザルトコードを表示しません
ATS0=x 

自動着信するまでの呼び出し音の回数を設定する

★x=0:
自動着信しません
 x=1〜255:
呼び出し回数を設定します(単位:回)
ATS0?

自動着信するまでの呼び出し音の回数を表示する

なし
ATS2=x 

エスケープコードに使う文字コードを設定する

 x=0〜128:
★x=43('+'):
 x=128:
エスケープしません
ATS2?

エスケープコードに使う文字コードを表示する

なし
ATVn 

リザルトコードの表示形式を設定する

 n=0:
数値で表示します
★n=1:
英語で表示します
ATWn 

RINGリザルトコードの表示形式を設定する

★n=0:
RINGのみ表示します
 n=1:
RVS−COM用の表示をします
ATXn 

表示するリザルトコードを選択する

 n=0:
ベーシックセットを指定します
★n=1:
拡張セットを指定します
ATZ

ATコマンドの設定値をAT&Wコマンドでバックアップしたときの設定に戻す

なし
AT&Dn

ER信号によるの動作を設定する

 n=0:
パソコンからのER信号に関わらず、は、常にER信号がONになっていると判断します
★n=1:
通信中にパソコンのER信号がOFFになると、は回線を切り、コマンドが入力できる状態になります (注1)
AT&F

ATコマンドの設定を購入時の設定(出荷時設定)に戻す

なし
AT&Sn

DR信号をONにするタイミングを設定する

★n=0:
DR信号を常にONにします
 n=1:
通信中、DR信号をONにします
AT&V

コマンドとレジスタの設定値を表示する

なし
AT&W

コマンドとレジスタの設定値をメモリにバックアップする

なし
AT¥Nn

ATDコマンドで発呼する通信モードを設定する

★n=0:
非制限デジタルを設定します
 n=11:
G2/3FAXを設定します (注2)
AT#R

相手からの着信を拒否する

なし
+++

通信中にコマンドが入力できる状態(エスケープモード)にする

なし


《メモ》


●AT使用方法の目次

通信のやりとりを手動で行う
エスケープモードと通信状態を切り替える
パソコンとのやりとりを設定する
リザルトコード関連の設定をする
通信制御関連の設定をする
各種設定状況を表示させる
ATコマンドの設定状態を初期化,バックアップ,反映させる
Sレジスタの表示・設定をする
製品タイプ、バージョンを表示する



通信のやりとりを手動で行う


ATA
着信処理を行います

《メモ》

ATH
回線を切り、コマンドを入力できる状態に戻ります
 
《メモ》

AT#R
着信を拒否します

《メモ》

ATDn
電話をかけて通信を開始します  
n=
 0〜9、#
 *
 お好きな文字

電話番号(最大63桁入力可)
サブアドレスセバレータ
サブアドレス(最大19桁入力可)
 
《メモ》

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エスケープモードと通信状態を切り替える


ATO
エスケープモード → 通信状態
 
《メモ》

+++
通信状態 → エスケープモード
 
《メモ》

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パソコンとのやりとりを設定する


AT&Dn
ER(データ端末レディ)信号によるの動作を設定する
n= 0

 ★1
パソコンからのER信号に関わらず、は、常にER信号がONになっていると判断します。
通信中にパソコンのER信号がOFFになると、は回線を切り、コマンドが入力できる状態になります。 (注)
 
《メモ》

AT&Sn
DR(データセットレディ)信号を ON にするタイミングを設定する  
n=★0
  1
通信状態に関わらず、常にDR信号をONにします
通信時のみDR信号をONにします

《メモ》


ATXn
表示するリザルトコードを選択する
n= 0
 ★1
ベーシックセットを指定します。
拡張セットを指定します。
 
《使用例》
 【ATX1<CR>
→ 表示するリザルトコードを拡張セットに指定します。
リザルトコード一覧
数値表示英語表示ATX0ATX1
0OK
1CONNECT
2RING
3NO CARRIER
4ERROR
7BUSY −(※)
30CONNECT 64000

(※) ATX0 の場合は "NO CARRIER" と表示されます。

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通信制御関連の設定をする


ATEn
入力したコマンドを表示(エコーバック)「する/しない」を設定する
n= 0
 ★1
入力したコマンド文字をパソコン画面に表示しません。
入力したコマンド文字をパソコン画面に表示します。
 
《使用例》
 【ATE0<CR>
→入力したコマンドが表示(エコーバック)されなくなります。

AT\Nn
ATD コマンドで発呼する通信モードを設定する
n=★0
  11
非制限デジタルを設定します。
G2/3 FAX を設定します。
 

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各種設定状況を表示させる


AT&V
コマンドとレジスタの設定値を表示する
 
《メモ》

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ATコマンドの設定状態を初期化,バックアップ,反映させる


AT&F
ATコマンドの設定を購入時の設定(出荷時設定)に戻す
 
《メモ》

AT&W
コマンドとレジスタの設定値をメモリにバックアップします。
 
《メモ》

ATZ
ATコマンドの設定値を AT&W コマンドでバックアップしたときの設定値に戻す
 
《メモ》

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製品タイプ、バージョンを表示する


ATIn
 
n=★0
  1
装置タイプを表示します
装置バージョンを表示します
 
《使用例》
 【ATI<CR>
→装置タイプが返ります。

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リザルトコード関連の設定をする


ATQn
リザルトコードを表示「する/しない」を設定する
n=★0
  1
リザルトコードをパソコン画面に表示します。
リザルトコードをパソコン画面に表示しません。
 
《使用例》
 【ATQ1<CR>
→入力した「ATQ1<CR>」とそれ以降のコマンドに対してはリザルトコードを返さなくなります。

ATVn
リザルトコードの表示形式を設定する
n= 0
 ★1
リザルトコードを数値でパソコン画面に表示します。
リザルトコードを英語でパソコン画面に表示します。
 
《使用例》
 【ATV1<CR>
→リザルトコードが英語でパソコンの画面に表示されるようになります。

ATWn
RINGリザルトコードの表示形式を設定する
n=★0
  1
RING のみ表示します。
RVS-COM 用の表示をします。
 
《メモ》

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Sレジスタの表示・設定をする


ATS0=x
自動着信するまでの呼び出し音の回数を設定する
x=★0
  1 〜 255
自動着信しません。
自動着信します。1〜255の数字は自動着信を行うまでの呼び出し音の回数です。
 
《使用例》
 【ATS0=10<CR>
→ ポートに対して着呼があることを知らせる "RING" を 10 回受けてから自動的に着信して通信を開始します。

ATS0?
自動着信するまでの呼び出し音の回数を表示する
 
《使用例》
 【ATS0=20<CR>
→ 自動着信するまでの呼び出し音の回数を 20 回に設定します。
 【ATS0?<CR>
→ "20" が表示されます。

ATS2=x
エスケープコードに使う文字を設定する
x= 0 〜 128
 ★43
  128
 
'+'
エスケープしません。
 
《使用例》
 【ATS2=43<CR>
→ エスケープコードを "+" に設定します。

ATS2?
エスケープコードに使用されている文字を表示する
 
《使用例》
 【ATS2=43<CR>
→ エスケープコードに使用する文字を "+" に設定します。
 【ATS2?<CR>
→ "+" が表示されます。

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